外科
surgery
幅広く外科の診察を行います。
外傷(切り傷、打撲、やけど)、褥瘡(床ずれ)、皮下腫瘤、陥入爪(巻き爪)、捻挫(ねんざ)などの診察が可能です。小手術にも対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
外科の主な症状 Main symptoms
- 切り傷Cut
- 切り傷やすりむき傷はまず応急処置として、泥、汚れなどを十分に水道水で洗い流しましょう。その後消毒し、抗生物質入りの軟膏などを塗布します。傷にくっつかないガーゼで傷を保護し、傷が落ち着くまでガーゼを取り変えるなどの処置を行います。
- やけどBurn
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やけどは、熱湯や火に触ることなどにより起こる皮膚・粘膜の障害のことです。
高温のものだけではなく、ヒーターや湯たんぽに長時間あたっていたことによる低温熱傷もあります。低温熱傷は軽傷と思われる方が多いようですが、治療が長期におよぶことがあるため、注意が必要です。
応急処置として、最低20分間流水などで冷やしましょう。
その後は軟膏の塗布や、抗生剤の投与、傷の治りを早くするための薬などを用います。 - 褥瘡(床ずれ)Bedsore
- 褥瘡(じょくそう)とは、一般的には床ずれと呼ばれ、寝たきりなどにより、体とベッド・布団が接触している部分の血流が悪くなることで、皮膚が赤くなったり、傷ができてしまう症状です。治療方法としては塗り薬やドレッシング材(傷を覆う医療材料)の使用、消毒・洗浄などがあります。
- 皮膚腫瘍・皮下腫瘍Skin tumor / Subcutaneous tumor
- 皮膚にできるしこり(皮膚腫瘍)や、皮膚の下にできるしこり(皮下腫瘍)には多くの種類があります。大きく分けると、良性のものと悪性のものに分類されます。良性のものは、元になる細胞によって、ほくろ・イボ・粉瘤(ふんりゅう)・脂肪腫・血管腫(赤いあざ)などに分けられます。良性・悪性共に、治療方法は様々ですのでまずはご相談ください。
- 陥入爪(巻き爪)Curly nail
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陥入爪(巻き爪)の原因は主に「誤った爪の切り方」や「爪への過度な力」、「指に力がかからない状態が長く続くこと」です。
治療方法は主に爪の形の矯正になりますが、矯正方法は症状によって様々なため、まずは状態を確認させていただいてからの治療となります。 - 打撲Bruise
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「打ち身」とも言い、体の一部をどこかにぶつけた際に起こるケガのことです。
応急処置で最も大切なのは、まず冷やすことです。冷やすことで炎症が抑えられ、痛みが緩和されることもあります。また打撲は頭や胸、お腹に受けた場合、他の器官が損傷している可能性があります。手足の場合も変形や強い痛みがある際は、骨折の可能性もあるため早めに受診することをお勧めします。 - 捻挫(ねんざ)Sprain
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日常生活や、スポーツなどで足などを捻ることにより起きます。
応急処置としては打撲と同様、まず冷やすことが大切です。その後の治療では、まず捻挫したところを固定し、痛みが酷い場合は痛み止めを処方します。骨折に至っているケースもありますので、自己判断せず医師の診察を受けることをお勧めします。